Iさんが購入したのはメゾネットタイプの中古マンション。リフォームを前提に購入したが、キッチンなどは新しい設備に入れ替わっていたため、住宅設備はそのままに1階と階段の内装に限定してリフォームをすることに。「古いもの、落ち着いたものが似合う空間にしたい」とご夫妻から相談を受けた優建築工房は、コストバランスを考慮しながら最大限の効果を生むプランを提案。リフォームの中心となったのはLDで、隣接する和室の引き戸と畳を取り除き、床の全面に無垢材を敷き詰めて統一感のある広い空間に一新した。お気に入りのCDや雑貨を収納する棚は同社の職人が造作したオリジナルで、ヴィンテージ感のある空間を引き立ている。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 33年 |
間取り | [ Before ] 4DK → [ After ] 2LD・K |
目的 | 中古購入、デザイン重視 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、階段、廊下、洗面所、寝室、その他 |
新しくした設備 | 洗面化粧台/オリジナル |
費用 | 420万円 |
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費用概算 |
養生等共通工事(床塗装工事含む): 440,000円 解体工事: 420,000円 木工事材料費: 1,650,000円 建具工事(支給品建具調整、浴室ドア交換、既存窓調整含む): 680,000円 内装工事: 820,000円 給排水工事: 110,000円 電気工事: 80,000円 |
工期 | 2ヶ月 |
リフォーム面積 | 85.00平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
最初の出会いは優建築工房さんのチラシです。その後、会社を訪問して中込さんと面談し、後日購入したマンションを一緒に見ていただきました。中込さんは給排水や換気などを確認し、さらにメゾネットタイプで注意が必要な階段の状態までチェックしてくれました。こうした様子を見て安心してリフォームをお願いしました。
リフォームを前提にメゾネットタイプの中古マンションを購入したIさんご夫妻。すでにリフォームされていた物件でしたが、ご夫妻の好みとはかけ離れていました。しかしリフォーム費用にも限りがあるため、大きな間取り変更や新しい住宅設備の導入は行わず、既存部分を再利用しながらリフォームを行うプランを提案しました。
ご提案したのは、コストバランスに配慮しながら最小限で最大限の効果を生むリフォームプランです。インテリアに関しては、お好みのデザインや雑貨の画像などを集めたご夫妻のスクラップブックから着想して、古きよきものが住まいに溶け込むデザインを実現しました。中でもリビングの収納棚をはじめとする当社オリジナルの造作家具や建具は、住空間の雰囲気にマッチしています。I様には仕上がりを大変気に入っていただき、現在では食事会にも呼んでくださるなど、リフォームを通じてとても素敵な出会いをさせていただきました。
総予算には限りがあったため、既存の設備を再利用したプランを練ることに。コストバランスを見ながら、LDの内装を重点的にコーディネートしていきました。隣接していた和室は仕切りを取り外し、床の全面にコストが抑えられるパイン材を採用。味わいある色味に塗装をかけて、ヴィンテージ感を演出しています。
デザインのテーマは古いものが似合う空間。無垢材を使った玄関ホールの雰囲気に合わせるため、階段の踏板も木製にすることに。そこで階段に貼られていたカーペットをはがしてコンクリートの構造をあらわしにし、その表面に左官を掛け直し滑らかにしてから、壁紙と踏板を貼り直しました。
リビングには和室が隣接していたが、仕切りを取り外し、床の全面に無垢材を敷き詰めて統一感のある広い空間に刷新した。左に見える収納棚は同社の職人が造作したオリジナル。CDやお気に入りの雑貨などを収納する「見せる棚」がほしいとIさんが要望したもの。棚は可動式になっており、収める物に合わせて高さを自由に調整できる
キッチンは中古マンションを購入した時点で新しいものにリフォームされていた。しかし壁に使われていた素材(面材)がイメージしたものと違っていたため、面材の上からお気に入りのタイルを貼り、さらに小物板もつけるなど工夫を凝らして好みのデザインに変更した
明るく使いやすい洗面化粧台は同社による造作のオリジナル。実は、まだ十分に使えそうだった既設の洗面化粧台から洗面ボウル部分だけを取り外し再利用。下部の台を造作した他、周囲にタイルを貼って、新品同様に再生した
玄関ホールの床には無垢材を敷き詰め、階段もカーペット敷きから木製の踏板に変更した。リビング・ダイニングの入口にはアンティークのガラス戸を使用し、LD以外の扉は重厚感のあるウォールナットの無垢材で造作
寝室の入口にもアンティークのガラスの引き戸を使用した。以前から所有しているガスストーブやスタンドライトとのマッチングが見事で、古き良き時代のロマンを感じさせる空間に仕上がっている
キッチンにも昔懐かしい食器棚を採用。違和感なく空間に溶け込んでいる。室内にある建具は、Iさんがインターネット検索で見つけた古材もいくつか使用している。気に入った逸品が見つかると、中込さんにメールなどで見てもらい、使えるかどうかを確認しながら購入したという
会社名 |
優建築工房-優しい暮らし-(株式会社 優建築工房)
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