築22年のマンションにお住まいのFさんのご希望は、明るく広々としたリビングと対面型キッチン、充実した収納と子供部屋を設けること。そして結露を解消するため自然素材も使いたいなど、多岐にわたっていました。そこで優建築工房では間取りを全面的に変更し、設備機器をすべて入れ替える大規模リフォームをすることを提案。玄関ホールとLDKをつなぐ数段の階段と廊下をLDKに取り込み約20畳の広さにし、キッチンも対面型に変更。ウォークインクロゼットや子供部屋も設けました。吸放湿性に優れた珪藻土をはじめ自然素材も採用。収納や化粧洗面台、建具などはデザイン的な調和を配慮してオーダーメイドで造作しました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
築年数 | 22年 |
間取り | [ Before ] → [ After ] |
目的 | 自然素材、デザイン重視 |
リフォーム箇所 | リビング&ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、寝室、洋室、玄関 |
新しくした設備 | - |
費用 | 1320万円 |
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費用概算 |
仮設・養生・解体: 1,050,000円 木工事: 1,450,000円 木工事材料: 1,700,000円 ガラスブロック工事: 320,000円 建具工事: 600,000円 内装工事: 1,300,000円 電気工事(照明器具含む): 960,000円 設備工事: 850,000円 設備品: 1,900,000円 家具工事: 1,600,000円 カーテン工事: 270,000円 諸経費: 1,200,000円 |
工期 | 2ヵ月 |
リフォーム面積 | 100平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
大手のリフォーム会社などもあわせ数社に相談しましたが、親身に相談に対応してくれて、私たちの希望に対して前向きに提案やアドバイスをしてくれたのでお願いしました。
玄関とリビングには高低差が1mほどあり、玄関ホールから階段を数段下りて廊下の先にリビングがあるという配置でした。そのため廊下や室内が暗く狭い印象がありました。また、収納が少なく、キッチンが壁側に向いていて使いづらかったそうです。
玄関ホールとリビングの間にあった階段や廊下をLDKに取り込み、約20畳のLDKにしました。キッチンを移動させる際には配管を収めるスペースの確保が問題になるケースがありますが、F邸では階段の高さとキッチンの床レベルを合わせて配管を収めることで対面型キッチンにしました。LDK入口部分は踊り場的なスペースになり、LDKのアクセントに。また、LDKだけでなく玄関ホールや洗面室もオリジナルデザインの造作家具や造作建具でトータルコーディネートをし、調和の感じられる空間に仕上げました。
築22年のマンションの結露に困っていたFさんのために、壁や天井に珪藻土を採用。吸湿・放湿を繰り返す珪藻土は調湿効果だけでなく、吸音・遮音性、断熱性、防カビ性などにも優れています。壁のアクセントに使った壁紙も天然パルプの織物クロスで有害物質などを吸着。また、トイレや化粧洗面台、キッチンには水や汚れに強いうえデザイン性も兼ねてタイルを使用しました。
空間のデザイン的な統一感にこだわり、LDKの幅5メートル近い収納から食器棚、シューズボックス、化粧洗面台、建具までオーダーメイドで製作。また、LDKの照明はシーリングライトでは単調になってしまうので、ペンダントライトや間接照明、ダウンライトを天井の高さの違いを活かして配置し、表情豊かな光空間を創り上げました。
以前はシーリングライトが各部屋に一つという一般的な照明だったが、ダウンライトやペンダントライトなど小さな照明器具の組み合わせでさまざまな光の演出を可能にしたLDK。リビング部分の木の斜め天井は既存を活かし、それに調和する明るい木目の床板と壁に白い珪藻土を使用
床段差を利用して配管を収め対面型にしたキッチンの周囲はタイル貼りに。壁面の収納は室内全体の調和を配慮して、明るい木目のビーチ(タモ)を使いオリジナルデザインで造作
会社名 |
優建築工房-優しい暮らし-(株式会社 優建築工房)
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