「気になっていたのは、妻の具合が悪くなるほどの2階の床の傾き。これを直すことがリフォームのきっかけでした」と語るのは、築30年の戸建てに暮らすMさん。床の傾きの解消はもちろん、耐震補強、狭かった2階LDKを広く開放的にすることを要望されていた。山商リフォームサービスは床の傾きを直すために2階の床を剥がし、その下の骨組みを全て撤去。構造材及び根太を新たに施工することで傾きを解消。同時に筋交いの補強などで耐震補強も行った。2階は既存のDKと洋室を一体化し、既存の小屋裏収納を活用して吹き抜けとロフトのある開放的なLDKを実現。リビングには新たにバルコニーも併設し、明るく心地よい暮らしを楽しめる住まいを実現した。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 母+夫婦+子ども2人 |
築年数 | 30年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | 耐震補強、間取り変更・スケルトン、家の老朽化 |
リフォーム箇所 | LD、キッチン、ロフト、バルコニー・エクステリア、浴室・バス、トイレ、洗面所、洋室、外壁・屋根、他 |
新しくした設備 | キッチン/トクラス(ベリー) バス/TOTO(サザナ・ミストサウナ仕様) トイレ/TOTO(ピュアレストQR・レストパル) 洗面台/TOTO(サクア・リモデア) 床暖房/富士ホット 外壁/日本ペイント(パーフェクトトップ) 屋根/旭ファイバーグラス バルコニー/LIXIL(ビューステージ) |
費用 | 1331万円 |
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費用概算 |
耐震工事: 1,680,000円 LDK工事: 3,200,000円 浴室・トイレ・洗面室工事: 2,090,000円 屋根・外壁工事: 1,600,000円 バルコニー新設工事: 1,200,000円 エクステリア工事: 1,180,000円 その他工事: 2,360,000円 |
工期 | 3ヶ月 |
リフォーム面積 | 117.13平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
小宮さん・中沢さんの熱意とプロとしての知識の確かさに惹かれて依頼。中でも印象的だったのは暮らしに合わせた細かな提案です。バルコニーのグレーチングはもちろん、突っ張り棒を使い階段に干している洗濯物を見て、リビングにホスクリーンを提案してくれたり。常に施主の立場になった提案が嬉しかったですね。
M様ご夫妻にとって気がかりだったのが、床の傾きとそれに伴う耐震性の不安でした。こうした構造的な悩みを解消すると同時に、狭さを感じていた2階LDKを広く開放的にすることを望まれていました。さらに結露の解消や、外リビングとしての使い方も楽しめるバルコニーも実現したいポイントでした。
初回訪問時に、確かに2階の床の傾きを感じました。そこで構造体や根太を新たに組み直すことで傾きを解消。さらに耐震診断に基づき、1階は内壁や床を剥がさずに補強できる耐震補強材+筋交いで耐震補強を行いました。結露が気になっていたキッチンの窓にはインナーサッシを採用。新設したバルコニーは、床半分をグレーチングにし、1階のお母様の部屋に日が当たるように配慮しました。単に、住まいをきれいにするだけではなく、お客様がどう暮らされているかに焦点をあてたオーダーメイドのプラン提案が当社の強みです。
担当の小宮 利明(右)とプランナーの中沢 恵理子(左)
床が傾いているくらいなので、耐震にも不安があったというMさん。山商リフォームサービスは耐震診断を行い、そのデータをもとに耐震補強を実施しました。筋交いの補強はもちろん、1階は内壁や床を剥がさずに耐震補強ができる耐震補強材による施工を行い、築30年の住まいが安心して暮らせる構造体に生まれ変わりました。
広い2階LDKを希望されていたMさん。既存の2階には3つの洋室とDK、納戸があり、同社はDKと隣接していた洋室を一体化してゆとりあるLDKを確保しました。さらに、既存の小屋裏収納を活用して、吹き抜けとロフトのある開放的な空間を実現。リビングからすぐ出られるバルコニーも新設し、暮らしに彩りを添えています。
今回のリフォームでは老朽化していた外装にも手を加え、設備も新しくしました。外壁は塗装を行い、屋根は既存の屋根を撤去せずに行う屋根カバー工法でリフレッシュ。キッチンやミストサウナ付きのお風呂、トイレなど設備も新しいものに変更。既存の梁や小屋束には化粧を施し、見た目も美しい住空間を実現しています。
2階のDKと洋室の間の壁を撤去し、一体化。さらに既存の小屋裏収納の一部を開放して、吹き抜けとロフトをつくり、化粧を施した梁を現しにした開放感溢れるLDKを実現している。以前の張り出し窓を掃き出し窓に変更し、新設したバルコニーと出入りできるようにしている。LDの床には電気式床暖房も設置し、快適に暮らせる配慮も行っている
「広く開放的なキッチンにしたい」。そんなご夫人の要望に応え、以前は壁付けだった2階のキッチンを、対面式キッチンへ変更。吊り戸棚をなくすことで、広く開放的なキッチン空間を実現している。結露に悩まされていたご家族のために、写真左側の窓にインナーサッシを採用。結露が気にならない、さわやかな暮らしを提供している
小屋裏の一部を開放することで、「吹き抜けとロフトがほしい」というMさんの要望に応えた。小屋裏収納にはもともと天窓が設置されており、明るい空間となっている。床や壁などの内装もリフレッシュ。Mさんの寛ぎのスペースとなっているという
2階のリビングから出入りできるバルコニーを新設。「外でお酒を楽しみたかったので、嬉しい空間ができました」とMさん。夏場の日除けのためオーニングも設置。バルコニーの下はちょうど1階のお母様の部屋にあたるため、日当たりを確保するためバルコニーの床半分をグレーチングに(グレーチング=風通しや階下に光を落とすためのスリット状の建築材)
「半身浴と温水式ミストサウナが楽しめる浴室がほしい」という要望に対し、ミストサウナ仕様のものをチョイス。「浴室の広さは変わりませんが、お風呂の機能が向上して、入浴タイムがより楽しくなりました」とMさん
トイレは1階2階とも設備を新しくした。写真は2階のトイレ。以前はタンク付きのものだったが、今回のリフォームでタンクレスに変更。内装のリフレッシュとの相乗効果で、すっきりとコーディネートされた空間となった。ストックや掃除道具をしまえる収納が設置され、利便性も向上
会社名 |
山商リフォームサービス(山商リフォームサービス株式会社)
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