1階が住居、2階を賃貸として使っていた木造2階建て住宅を譲り受けたKさん。築50年が経過し、誰も住んでいなかったため、リフォームして家族5人で住むことにしました。老朽化しており耐震面でも不安があったため、まずは耐震補強をしっかりと。細かく仕切られていて使いづらかった1階は、間取りを変えて家族がゆったり過ごせるLDKにしました。外階段で上がっていた2階は、内階段で行き来できるようにして、寝室と子ども部屋に。間伐材の使用や珪藻土は施主施工をすることで、コストダウンしながら憧れの自然素材の空間を実現。木の温もりが心地よい、長く安心して暮らせる住まいに生まれ変わりました。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
築年数 | 50年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] 5LDK |
目的 | 耐震補強、自然素材、間取り変更・スケルトン |
リフォーム箇所 | LDK、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、和室、階段、玄関、外壁・屋根、子ども部屋、洋室、廊下 |
新しくした設備 | 床 マツ(間伐材) 2階床 コルクタイル 2階壁 珪藻土(施主支給・施主施工) 造作家具 アッシュフリー板 造作建具 タモ材 ウッドデッキ レッドシダー材 キッチン YAMAHA(Bb) 洗面台 IKEA |
費用 | 1913万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 2,200,000円 木工・内部造作工事: 3,900,000円 建具工事: 1,950,000円 内装仕上げ工事: 2,000,000円 什器設備: 1,400,000円 設備工事: 1,650,000円 外装・屋根・デッキ工事: 2,600,000円 耐震補強工事: 1,100,000円 その他: 2,330,000円 |
工期 | 4ヵ月 |
リフォーム面積 | 124平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「Goodリフォーム.jp」でstylekoubouさんを知り、自然素材を使ったデザインが好きなテイストだったので問い合わせしました。全体的なリフォームで予算的に心配していたのですが、コストダウンの方法もいろいろ相談に乗ってくれて、安心してお任せできました。
築50年の2階建て木造住宅で、2階の3部屋は賃貸として使っていました。老朽化しており、耐震面が心配だったことと、細かく仕切られた和室が並ぶ1階の間取りも使いづらいと考えていました。
水まわりや建具などが老朽化していたことと、耐震面も基準を満たしていなかったため、安心して長く住み続けられる家にすることを第一に考えました。まず、耐震補強をしっかりと実施。家族5人が快適に暮らせるよう、1階のリビングは仕切りをなくして広く使えるようにしています。リビングとダイニングは一つの空間でありながら、間にキッチンを挟むことで、食事とくつろぐ場のエリアを緩やかに分け、心地よく過ごせるようにしました。また、施主施工やイメージと合う既製品を取り入れることも提案。予算を抑えながら理想を実現しました。
プランナー・一級建築士/於保誠之
築50年の木造2階建て住宅で、耐震診断の結果、全体的な補強が必要なことがわかりました。そこで、強度が足りない部分の柱を新しく増やしたり、耐震金物や構造用合板を入れたりすることで現在の耐震基準を満たすように補強。重くて建物への負担が大きかった瓦屋根もガルバリウム鋼板に変えました。
予算を抑えながらも、できるだけ自然素材を使いたいというご希望だったことから、床材には間伐材のマツを採用。地球環境にもお財布にもやさしい素材です。2階の壁は珪藻土仕上げ。Kさんご家族が自分たちで塗ることにより、コストダウンできました。
1階が住居、2階は賃貸として使っており、外階段で出入りしていました。そこで、玄関の位置を変え、以前の玄関はリビング・ダイニングとつながるウッドデッキにして広がり感を演出。細かく仕切られていた1階部分は仕切りをなくして広々としたLDKに。2階は個室に変えて室内から行き来できる内階段を設けました。
和室2部屋と納戸の仕切りをなくして一つの空間にしたLDK。キッチンを中心に左手奥がリビング、手前がダイニングと使い道を緩やかに分けている。造作のキッチンカウンターはダイニング側を収納棚に。料理をしながらお子さんたちの勉強する様子を見守ることができるよう、ダイニングにはカウンターデスクも設けた
リビングの床はマツの間伐材。ピアノの下の床は補強の下地を入れている。玄関ホールからリビングに入る引戸は木の温もりを感じられる既製品の建具を使い、コストダウンを
3人のお子さんたちと一緒に料理をしたいという希望により、キッチンは広々としたスペースを確保。オープンな対面キッチンで、リビングとダイニング全体を見渡せるようにした。床はテラコッタ調のフロアタイル。2本の柱は構造上取ることができなかったため、きれいに塗装して化粧柱に
以前、玄関があった部分はウッドデッキに。リビングとダイニングの両方とフラットにつながり、広がり感を演出している。サッシの左側の壁は黒板として使える塗料をKさんが塗装。お子さんが自由にお絵かきできる楽しいスペースとなっている
5人家族で朝から洗面室が混雑するので、洗面台を2つ用意。コストダウンのため、シンプルなデザインの既製品をKさんが購入し、同社が取りつけた。少しでも広く使えるようにするため、洗面台の一つを階段下の空間を利用してずらし、奥行きを確保した
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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