最上階からの眺めと広いルーフバルコニーが気に入って、築28年の中古マンションを購入したYさん。一人暮らし用の住まいをより広々と快適に暮らせるよう、リフォームすることにしました。まず、水まわりと収納を中心にぐるりと回遊できるように間取り変更。光や風も通り抜ける心地よい間取りです。最上階という条件を活かし、天井を上げてさらに開放的な空間を実現。梁や壁はコンクリートの躯体をそのまま見せたり、床は無垢材を使ったりと、内装は素材感を楽しめるデザインにしました。収納も限られた空間を無駄なく使えるよう、間取りに合わせて新しく造作。限られた空間を最大限に活かした心地よい住まいが生まれました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 本人 |
築年数 | 28年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | デザイン重視、収納力UP、間取り変更・スケルトン |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、玄関、ロフト、廊下 |
新しくした設備 | 床 オーク無垢材+ホワイトスプルス塗装(オスモカラー) 壁 モルタル仕上げ(一部) 造作家具 アッシュフリー板 キッチン YAMAHA(Bb) |
費用 | 590万円 |
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費用概算 |
仮設・解体: 450,000円 木工・内部造作: 1,700,000円 建具工事: 350,000円 内装仕上げ: 500,000円 什器設備: 1,250,000円 設備工事: 950,000円 その他: 700,000円 |
工期 | 1ヵ月 |
リフォーム面積 | 42.18平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
stylekoubouさんはプランナーさんが話しやすく、要望もしっかりとわかってくれていると感じました。打ち合わせも毎回とても楽しくて。お願いして本当によかったです。
築28年の中古マンションを購入したYさん。約42平米という空間を、より広く使いやすくしたいというご希望でした。内装デザインも好みではなく、近くに高速道路があるために音の問題も心配されていました。
限られた空間をより使いやすくするために、水まわりと収納を中央に集約。そのまわりを回遊できる動線を作りました。行きどまりのない回遊動線により、光と風が通り抜ける快適な住空間を実現しています。また、ガラスブロックや鏡を使うことで、視覚的にも広がりを感じさせる提案を行いました。高速道路の騒音が気になるということだったため、玄関とホールの間に引戸を一枚設け、レールには隙間をしっかりと塞ぐことができるタイプの金具を設置。外からの音をきちんと遮断できるよう工夫しました。
プランナー/阿部高明
無垢材やコンクリート、ガラスブロックなど素材感を大切にしたデザインをご希望でした。そこで、全体のバランスを考えながらYさんのこだわりを取り入れた内装デザインを提案。また、オリジナルのTVボードや下足収納は、デザインだけでなく収納量や使いやすさも考慮して設計しました。
限られた空間の中で効率よく収納スペースを確保するため、既存の収納はすべて撤去して、新しい間取りに合わせて作り直しました。リビングの収納は2/3をクロゼット、1/3を押入れと内部を分けることで、収納するものによって使い分けられるように。収納の上はロフトを造作。さらなる収納スペースとして活用できます。
浴室、トイレ、収納を住まいの中央にまとめ、周囲をぐるりと回遊できる動線を作りました。玄関からキッチン、リビングを抜けて洗面室まで1周できる無駄のない間取りで、限られたスペースを有効活用。光と風の流れも生み出し、心地よい住まいとなりました。
リビング兼ベッドルームの床は、オーク無垢材をホワイトスプルス色で塗装。天井は上げてより開放感を演出。出てきた梁はコンクリートの躯体をそのまま見せて素材感を楽しめるように。中央の収納は新しく造作。上部には天井高を利用してロフトを設け、収納やゲスト用ベッドなど多目的に使えるスペースに。収納の裏側には浴室とトイレ。まわりをぐるりと回遊できる間取りとなっている
リビングから浴室に面した廊下を通り、左に曲がると玄関につながる。右手の壁はコンクリートの躯体を見せて、ざっくりとした仕上がりに。左側の内窓の中は浴室。ガラスブロックがリビングのアクセントにもなっている。正面の廊下の突き当たりの壁には鏡を貼り、実際以上の広がりを感じられるようにした
キッチンの位置はそのままに、設備は新しく使いやすい製品に交換。キッチンの壁は、モルタルで表面を美しく仕上げた。カウンターとテーブルは同社の造作。テーブルは移動してリビングでダイニングテーブルやデスクとして多目的に使うことができる。キッチンの奥の建具の向こうは洗濯機置き場
洗面カウンターの場所は以前と同じ玄関の並びに。既存の洗面台は撤去し、新しくアッシュフリー板で造作した。オープンな収納棚や壁の飾り棚はYさんと話し合いを重ねてデザインを決めた
浴室は回遊動線の内部に。今までより少し小さいサイズになったため、廊下側に面する壁には内窓を、リビング側にはガラスブロックを取り入れ、少しでも空間の広がりを感じられるようにした
カウンタータイプだった下足収納は、高さを出して新しく造作し、収納力をアップ。床から浮かして間接照明を入れるデザインで、小さな玄関のスペースに広がりを演出。玄関ホールとを仕切る引戸は、すりガラス調に加工したアクリル板をつかって造作。下部のレールで隙間なくしっかりと閉まるように金具を取りつけ、外部の騒音を遮断できるようにした
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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