結婚20年目の記念に、夫人の夢だったカフェを開くことにしたYさんご夫妻。これまで夫が事務所として使っていた自宅の1階をカフェとしてリフォームすることにしました。床や壁は、Yさんがどうしても使いたかったという使いこまれた風合いが魅力の工事現場の足場板を。キッチンは事務所で使っていたキッチンに、床と同じ足場板を貼ってリメイクしました。らせん階段のある階段室からくぐるようにして入る隠れ家的なトイレは海をテーマに。本物の貝殻を使った手洗い水洗が迎えてくれます。犬のお散歩の途中にも気軽に立ち寄ってもらえるよう、屋外にはテラス席も用意。Yさんのこだわりをたっぷり詰めこんだ、心地よいカフェが生まれました。
建物タイプ | オフィス等・その他 |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 13年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | コンバージョン、デザイン重視、自然素材 |
リフォーム箇所 | キッチン、トイレ、洗面所、玄関、外壁・屋根、バルコニー・エクステリア、その他 |
新しくした設備 | 床 足場板(杉) 壁 足場板(杉) ウッドデッキ レッドシダー カウンター・収納棚 造作 |
費用 | 420万円 |
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費用概算 |
仮設・解体: 200,000円 木工・内部造作・建具他: 1,200,000円 内装仕上げ 他: 350,000円 什器設備: 50,000円 設備工事: 550,000円 外装工事: 1,100,000円 デッキ工事他: 500,000円 その他: 250,000円 |
工期 | 約1ヶ月 |
リフォーム面積 | 142平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
家の近くにstylekoubouさんのショールームがあり、以前からカフェを開くときは相談しようと思っていたんです。他社にも相談してみたのですが、足場板を使いたいという私たちの希望を一番わかってくれたのがstylekoubouさんでした。プランナーさんとも意気投合して、楽しくリフォームできました。
築13年の3階建ての住居で、1階を夫の事務所として使っていました。結婚20年の記念に、事務所からカフェにコンバージョンすることに。お店をするのに必要な設備を整え、内装も変えたいというご希望でした。
夫人の念願だったカフェを開くということで、理想のイメージをしっかりとお持ちでした。足場板を使いたいというご希望だったので、床や壁はもちろん、キッチンの扉やテーブルにも使うことでイメージを統一。大きな貝殻や旅行中に見つけたひょうたんランプなど、Yさんがいつか使いたいと大切にお持ちになっていたアイテムも取り入れました。トイレの壁やキッチンのカウンターを斜めに配することで、限られた空間をより広く使えるようにするなど、ご夫婦のイメージを大切にしながら、よりくつろげる空間づくりを目指しました。
プランナー・一級建築士/於保誠之
3階建ての自宅の1階を事務所として使っていたYさん。夫人の念願だったカフェを開くために、事務所を2階に移動。1階をカフェにコンバージョンしました。必要なキッチンやカウンターテーブル、お客さま用のトイレを設置し、床や壁など内装も一新。思い描いていた理想のカフェを実現しました。
大人が落ち着いてくつろげるカフェにしたいというご希望でした。床や壁、扉には、使いこまれた風合いが魅力の足場板を採用。窓側の壁は、黒いサッシの枠が溶け込むようダークグレイに。反対側は明るい水色でコントラストをつけています。海をテーマにしたトイレは貝殻をモチーフに取り入れ、個性的な空間に仕上げました。
床、壁をはじめ建具には、使いこまれた風合いが気に入ったという工事現場で使われていた足場板を取り入れました。ウッドデッキとウッドフェンスには耐久性のあるレッドシダー材を採用。トイレの水栓に使った貝殻は本物の貝殻を取りつけました。あちこちに自然素材の素朴な温もりを感じさせるカフェです。
足場板を使った床が素朴で温かみのある風合いを醸し出す店内。窓際のカウンターは足場板に鉄製の足を組み合わせてYさんが自分で作った力作。同じく足場板で作ったシンプルな本棚も、Yさん作。窓側の壁は窓枠のサッシの黒が溶け込むよう、ダークグレイに。室内側の壁やカウンターは、さわやかな水色で明るく仕上げた
キッチンと客席を斜めに仕切るカウンターは造作。店内側は明るい水色で塗装した。キッチンの床下は配管を通すために一段上げている。キッチンの壁は床より薄いタイプの足場板を貼って仕上げた
キッチンは事務所で使っていたキッチンとシンクを再利用。扉に足場板を貼ってイメージを変えた。キッチン上部に設けた木製の棚板は、Yさんが安全を考えて右側のコンロの上のみ鉄製の格子に変えた。「調理器具をぶらさげることができて一石二鳥。とても便利です」とYさん
トイレの壁も店内と同じ足場板を。床はタイルを斜めに貼った。貝殻の形が個性的な便座のふたは、Yさんが探してきたもの。トイレは海をイメージしたデザインにしたいということから取り入れた。黒い壁は黒板。いろんなアートを自由に描ける遊び心あるスペース
2階に上がるらせん階段がある階段室から入るトイレの手洗い室。手洗いの蛇口をひねると、貝殻から水が流れる仕組みになっている。この貝殻はYさんがお持ちだったもの。位置や角度、収まりなど、お客様と試行錯誤のすえ実現した。限られた空間だが、足元の壁に鏡を貼って広がりを生む工夫も
屋外の客席エントランス。犬の散歩の途中に立ち寄るお客さまのために、外からそのままテラス席に入れるようにしている。外からの視線を気にせず、中からは外の景色を楽しめるよう縦格子のウッドフェンスを設けた。フェンスの間にはパンチングメタルを等間隔に入れ、より光と風が入るよう工夫している
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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