おばあ様が所有するビルの空きスペースを、住居スペースにリノベーションすることにしたOさん。もともと倉庫として使われていたため、水道、電気、ガス、排水などのインフラ整備からスタートという、ゼロからの家づくりとなりました。あわせて隣接する建物からの視線や踏切の防音対策、断熱工事など、毎日を快適に暮らせる住宅性能の向上にも注力。さらにセンターキッチンや広々と開放的なLDK、3人のお子さんの個室など、希望の間取りもすべて叶えられるようプランニング。味わい深い無垢材やタイルなど、こだわりの素材で仕上げた大人カッコいいブルックリンスタイルのデザインも際立つ、Oさん家族理想の住まいが誕生しました。
建物タイプ | オフィス等・その他 |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
築年数 | 35年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] 3LDK |
目的 | コンバージョン、間取り変更・スケルトン、デザイン重視、自然素材、収納力UP |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、子供部屋、洗面所、玄関、寝室、浴室・バス、トイレ、収納、その他 |
新しくした設備 | 床材(LDKほか) 無垢オーク材/LOHASmaterial 壁材・天井(LDKほか) EM珪藻土/LOHASmaterial、塗料/ターナー色彩、ブリックタイル/丸鹿セラミックス、無垢パイン材/LOHASmaterial(壁羽目板) キッチン ウッドワン(キッチン)、ウォールナット材/マルホン(キッチン羽目板) ユニットバス TOTO トイレ TOTO |
費用 | 2800万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 415,800円 木工事: 5,650,235円 断熱工事: 443,235円 設備工事: 1,094,040円 電気工事: 2,255,040円 左官・タイル・塗装工事: 1,301,400円 珪藻土・内装・建具・家具工事: 1,346,115円 鉄骨・美装仕上げ工事: 1,063,800円 商品代: 11,013,170円 会社諸経費: 3,417,165円 |
工期 | 150日 |
リフォーム面積 | 105.91平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
当初は違う会社でリフォームの話を進めていましたが、思うようにまとまらなかったため、急きょLOHAS studioに相談しました。もともと住宅として造られていなかったため、いろいろな制限や問題が都度起こって大変だったと思いますが、想像以上にカッコよく暮らしやすい家になってとてもうれしいです。
ご自身が所有する築35年のビルの5階で、娘様とふたり暮らしをされていたおばあ様。3、4階は賃貸の倉庫でしたが、空室が続いていたので、孫であるO様ご家族と一緒に暮らしたいと住宅へコンバージョンを計画。1、2階は事務所として現在も賃貸しているので、営業したままどのように工事を進めていくかも課題でした。
踏切の音や隣接する建物の視線対策として、ハーフミラーガラスのビル用防火サッシをカバー工法で納めることに。様々な条件で長納期となり、窓まわりを残しながら工事を進行しました。また、1、2階は営業したまま工事を行うべく、インフラ工事やそれに伴う騒音などの影響を少なくするため、都度現場での確実な判断力と決断力が求められました。さらに室内のデザインにはこだわりつつ、造作と既製品をうまく使い、統一感を図りながらコストバランスにも配慮。多くの課題がありましたが、O様にご満足いただける住まいができたと思います。
インテリアデザイナー/津籠 和歌子
おばあ様が所有している築35年の商業用ビル。最上階にはおばあ様とお母様が暮らしており、空室が続いていた倉庫スペースを、Oさん家族が暮らせる住居スペースへと用途を変更しようと計画。LOHAS studioの自然素材を採り入れたデザインが気に入り、依頼しました。
家族はもちろん、「友人をたくさん呼んでもワイワイ楽しめるオープンなLDK」を希望していたOさん。LOHAS studioは、玄関を入ってすぐLDKへとつながる、極力間仕切りのない大空間をプランニング。さらに回遊性の高いセンターキッチンにして、家事をスムーズに。キッチンから家族やゲストを見守れるのもポイントです。
味のある無垢オーク材やブリックタイル貼りの壁、アイアンなどの個性ある素材と躯体あらわしの天井が、無骨で落ち着いたブルックリンスタイルの空間を創出。特にブラックのカラーリングにこだわり、天井の塗装や、インテリアにもブラックカラーを採用。アクセントとしても、空間を引き締める役割としても活躍しています。
築35年のビルの空きスペースが、まるでブルックリンのカフェバーのようなオシャレな空間にリノベーション。黒に塗装されたコンクリートの天井やアイアンのインテリアなどの明度を抑えたアイテムに、無垢オーク材の床や、珪藻土、羽目板、ブリックタイルなど自然素材のぬくもりがプラスされ、骨太ながら優しい雰囲気に。Oさんがこだわりぬいた空間をカタチにした
「たくさんの友人とワイワイできる空間に」というOさんの希望に合わせて、LDKはオープンな大空間に。壁の一面にはブリックタイルを貼り、ヴィンテージ感を演出。ブリックタイルの貼り終りは、工事中Oさんが鉛筆で指示を書き、あえてランダムにしたこだわりようだ。また、家族の健康を考えて、窓側にはうんていを造作。収納を兼ねたステップは、バルコニーにもスムーズに出られて便利だ
リビング・ダイニングと統一感がでるよう、キッチンも落ち着いたトーンの無垢材のキッチンを採用。家の中心に配置したので、キッチンで調理や家事をしながら、リビング・ダイニングにいる家族やゲストを見守れ、会話を楽しむことができる。また、2方向から出入りができ、ぐるりと回遊できる動線なので、効率よく家事ができて便利。お子さんに調理や片付けを手伝ってもらうにもぴったりだ
今回のリノベーションでは、3人のお子さんの個室も確保。長女、次男にはまだ個室は必要ないので、ひとつの部屋を共用し、いずれは家具などで2部屋に分けられるよう、ドアは2つ設けている。長男の個室には、梁の出っ張りを活かして、カウンターデスクを造作。壁をブルーに塗装し、棚も取り付けて、年齢を重ねても飽きずに長く使えるスタディスペースとなった
洗面室には、アイアンの脚がスッキリとした印象の洗面化粧台を造作。正面の白いタイルと黒いコンセントプレートがアクセントになり、ニューヨークスタイルを彷彿させる。5人分のタオルや雑貨類がまとめてしまえるよう、収納スペースはたっぷりと確保。これならお子さんたちが成長して化粧品やアクセサリー類が増えても、どんどんしまえ、毎日きれいに使える
LDKをできる限り広くすることと、子どもたちが帰宅したらすぐに「お帰り」と言えるよう、玄関には間仕切りを設けずオープンに。それでも丸見えにはならないよう、ブリックタイルでデザインした階段状の腰壁で、緩やかにプライバシーに配慮。写真左側の扉を開ければ、広々としたシューズインクロゼットにつながる。靴や傘などまとめてしまえるので、玄関はいつでもスッキリきれい
会社名 |
LOHAS studio(株式会社OKUTA(オクタ))
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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