お母様とご夫婦、そしてお子様3人が暮らすTさんの家。この母屋の近くには仲のよいご兄弟家族がお住まいで、週に何度かは遊びに来られるそう。そうなると家族四世代、総勢9名のにぎやかさに。
しかし、以前ではLDKがあまり広くなかったため、食事時間になると全員が一度に座れず、3回に分けて食事をとらざるをえなかったそう。
T夫妻は「せっかくの家族団らんだから、何とかみんなが一度に集まれる家にしたい」と願い、それがリフォームのきっかけとなった。
相談を受けた同社の久野氏は、思い切って日当たりのよい南の和室と洋室を使い、約20畳のLDKにすることを提案。
こうしてご家族全員が集まってもまだ余裕のある開放的な住空間が完成した。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 母+夫婦+子ども3人 |
築年数 | 29年 |
間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 3LDK |
目的 | オール電化、間取り変更・スケルトン、デザイン重視、家の老朽化、収納力アップ、子供の成長 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、和室、洋室、廊下、その他 |
新しくした設備 | キッチン/LIXIL(シエラ)、浴室/LIXIL(アライズ)、洗面化粧台/LIXIL(ピアラ)、トイレ/LIXIL(プレアス)、給湯機/エコキュート |
費用 | 1270万円 |
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費用概算 |
解体工事: 1,500,000円 サッシ工事: 600,000円 木工事・建具・内装: 5,500,000円 外壁工事: 400,000円 電気工事: 1,000,000円 設備工事: 2,000,000円 水道工事: 500,000円 その他工事: 1,200,000円 |
工期 | 3ヶ月 |
リフォーム面積 | 101.00平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
家族四世代、9人みんなが座って食事が出来るLDKができないか、という要望に魅力的なアイデアで応えてくれたことが決め手になりました。このこと以外にも、現在の住まいの困りごとや悩みごとを丁寧にヒアリングをしてくれ、その全てを解消できるよう工夫を重ねてくれたことも嬉しかったです。
キッチンが北側にある間取りは昔の家では標準的ともいえますが、家族数に対してダイニングスペースが小さいのが問題でした。反面、仏間や縁側のある、日ごろ使われない和室が南側に洋室と連続して並んでいたので、この場所を利用しない手はないと考えました。
仏間のあった和室の部分にダイニング・キッチンを移動させ、洋室だったエリアをリビングゾーンにする計画を練りました。こうすれば南側の窓が全部LDKに生かせ、家族が集うのにふさわしい明るい広々とした住空間ができます。北側にある和室に仏間を移動させ、なおかつLDKの延長で使える機能を採り入れました。
また、駐車場が玄関と反対側にあったため、重い買い物袋を持ったまま玄関側まで回りこむ大変さがありましたので、新しいキッチンの背面に勝手口を新たに設け、スムーズに荷物が運べるようにしています。
リノベーション事業部 部長/久野哲宏
Tさん家族の一番の悩みが、家族が集まった時、一度に食事ができなかったり、一緒にテーブルを囲み会話ができなかったりするLDKの狭さでした。
そこで思い切って建物の南にあった和室と洋室を使って広いLDKに変更することを計画。約20畳の広さだけでなく日当たりもよい家族の特等席ができました。
間取り変更の次にテーマになったのが、古く、老朽化した使い勝手の悪いキッチン・お風呂・洗面・トイレなどの水廻りの設備です。水廻りの入れ替えを機にオール電化へと進化させました。
また冬の寒さ対策のためトイレでは壁面に断熱材を入れ、浴室では暖房設備も導入しました。
とても仲の良いご家族で、兄弟家族が頻繁に集まる家です。できるだけ広々とした住空間の中で伸び伸び暮らせるよう、襖が3枚引き込める和室をLDKに連続させ、開放することでさらに広い室内が誕生するように計画しました。
日当たりのよい南面を大きく使って新しく生み出したLDK。特に天井近くまで届く欄間窓も設置され、陽光は室内の奥までたっぷり届いている。
子どもたちはダイニングテーブルでおやつを食べ、大人たちはソファでくつろいだりと、一つの空間の中で一緒に過ごせる住まいとなった
今まで北側の暗く、寒いところにあったキッチン。なおかつ壁側を向いていたので家族の顔の見えない閉鎖的な環境だった。
そこで新しいキッチンではどこからでも回りこめる対面式アイランドタイプを採用。今では家族の笑顔や室内の様子が見渡せる、楽しい我が家になった
リフォーム前の浴室はタイルのため、冬はとても寒く、床は滑りやすく、またぎ段差が大きい浴槽で危険度が高かった。
そこで最新のユニットバスに変えることでこれらの悩みを一気に解消。さらに冬場のヒートショックから守るため浴室暖房を設置した
浴室同様、冬はとても寒く、狭かったトイレ。設置位置を変えつつ、今までより1.5倍広いトイレに変更した。
タンクレスとし、手洗いカウンターを設けることで使いやすさもアップ。広さを拡張することで今後の介護にも対応できる大きさとなり、壁面に断熱材を入れることにより以前より寒くないトイレとなった
以前の住まいの難点の一つが収納不足。そこでキッチンのサイドにはパントリーを設け、勝手口には可動棚を設置。リビングのTV台やサイド収納、寝室のウォークインクロゼットなど新しい生活に合わせて、要所に必要と思われる収納を造作していった
もともと仏間があった和室をLDKへと変更したため、新しい仏間を北側の和室に設置しなおした。デザイン面では縁の無い和紙畳を使い、壁・天井を明るいクロスで仕上げることで現代的な和室へと変更。また、3枚の引き戸を引き込みオープンにすればリビングと和室が一つになる工夫も施した
会社名 |
森住建(株式会社森住建)
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会社概要データ |
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