Kさん家族の家は1981年に建てられた風格のある和風平屋住宅。北側に母屋があり、渡り廊下でつながる南側には2部屋ある別棟がレイアウトされている。
母屋は、和室が住まいの中心を成す伝統的な日本建築様式で、そこが悩みの種だったという。「中央に8畳2間が並んでいて、日当たりのよい一番いい場所なのに、南側に広縁があるため薄暗かった」とKさん。さらに日ごろ家族が集うダイニング・キッチンが、住まいの片隅に追いやられているのももったいないと思っていたそう。
そこでアイシンリブランに相談。そしてそれを解決すべくKさん家族と同社が決めたテーマは、「光・幸せ・開放感」。別棟も含めて、テーマに沿ったリフォームが計画された。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
築年数 | 35年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] 4LDK+S |
目的 | リノベーション、間取り変更・スケルトン、自然素材、デザイン重視、収納力アップ |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、トイレ、洗面所、収納、寝室、廊下、バルコニー・エクステリア、その他 |
新しくした設備 | - |
費用 | 3100万円 |
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費用概算 | リフォーム費用一式: 31,000,000円 |
工期 | 160日 |
リフォーム面積 | 206.44平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
全面リフォームを意識しましたので、経験が豊富で、信頼できる会社に依頼しようと考えました。その点、アイシンさんは大規模リフォームの実績が豊富で、丁寧で、工夫を凝らした事例も数多く確認できました。私たちの要望にも真正面から取り組んでくださり、色々なアイデアも提示してくださり間違いないと思いました。
とても素敵な日本家屋で、建物もしっかりしていましたが、Kさん家族がおっしゃるとおり、日当たりのよい、せっかくの場所が活かされていないことは、確かに残念でもありました。
和室の多さも目立ち、お子さんの過ごす場所も少ないため、希望する家族のライフスタイルを絡めて検討しました。
風の抜けで夏は涼しく、南からの陽光と、断熱材の取り替えで冬暖かく過ごせる家ができました。また、モノを見せない収納計画や、トイレ、浴室への動線など、元介護職の夫人からの意見を反映することで機能性も高まりました。おかげでK様家族からは「たくさんの幸せな時間が生まれる家となりました」と喜びの声をいただけました。
そしてこのリフォームが高く評価され、日本住宅リフォーム産業協会主催による2016年度「ジェルコリフォームデザインコンテスト2016全国大会」では、特別賞「すてきなテラス賞」を受賞する栄誉にも輝きました。
せっかく家族が過ごす家なのに、日ごろ使わない和室の続き間が中央にあって、家族が隅に追いやられていた感がありました。しかも日当たりのよい南に広縁があることで室内も暗くなりがち。何とか解決しようと考えたのがリフォームのきっかけです。
和室の続き間があった場所に、家族のメインステージとなるLDKを考えました。ただ、風格のある日本家屋ですので、その伝統感も活かせるデザインにしようと考えました。
そこで新しいリビングでは天井を現しにして、丸太を使った迫力のある梁組を見せることとしました。
伝統的な日本家屋は、和室の押入れ以外、どうしても収納は少なくなるものです。そこでリフォームを機に、収納計画も練りました。かさばる物や家族みんなの衣服類が収められるよう大型収納を計画し、また、リビングでは日用品がどうしても集まることから壁面収納を考えました。
子どもたちのスタディーコーナーは、「かつての母屋(現LDK)と左側の寝室を結ぶ廊下を、有効活用したい」というKさんの思いから生まれたもの。
見ての通り庭に向かって中心から開放できる窓を設けているが、南・東・北の窓は全て高さ2.2m。どこにいても家族の気配が伝わる家になった
築35年を迎えた風格のあるK邸。しっかり建てられた伝統の日本家屋の魅力を味わいつつ、進化した現代の設備と内装で快適生活が満喫できるようになった。
建物形状がコの字型となっているため、中庭のプライバシーも守りやすく、テラスでのバーベキューなども楽しめるという
玄関ホールから室内の奥へと導かれる、ゆとりのある広さを確保した廊下。壁面には家族の思い出の写真が飾れるニッチでデコレーション。
塗り壁を採用し、ここでは写っていないが、手前の壁には家族みんなの記念手形が飾られ、いつも家族を感じることができる仕上がりになっている
広さ、高さともに開放感が増したリビング。もともとの家の梁は丸太を使った貴重なもの。そこで天井を張らず、梁を見せることでこの家の歴史とともに風格、開放感を表現。
その結果ロフトまで設けることが可能に。さらにその下は全て収納となり、すっきり暮らしたいという希望も叶えられた
母屋と別棟の寝室を結ぶ廊下を活用したスタディーコーナーの内部。高さ2.2mのハイサッシを開放すれば床高を同じにしたテラスとも一体に。
外からも直接出入りでき、洗面台が設けられているので、子どもたちが外で遊んでもすぐ手が洗える便利さがある
以前は玄関横にレイアウトされていたトイレ。新しくするにあたり、LDKにほど近い北側につくり直した。こちらのトイレは介護が必要な時でも対応できる広さを確保。
そしてトイレはもう一ヶ所、スタディーコーナー横の別棟にも設置されているので、どこからでもサッとつかえるようになった
会社名 |
アイシンリブラン(アイシン開発株式会社)
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